1962-02-16 第40回国会 衆議院 予算委員会 第14号
すなわち、物価上昇率の被害――被害と言っては言葉のあやが変でありますが、被害程度は富裕階級は半分こうむって、一般階級は倍こうむっておるというのが、大体の識者の世論になっておるのであります。そういたしますと、物価の上昇率と賃金の上昇率が合わないということになる。言いかえれば、実質的に賃金が幾らか上がっても、実質賃金は下がったということになる。
すなわち、物価上昇率の被害――被害と言っては言葉のあやが変でありますが、被害程度は富裕階級は半分こうむって、一般階級は倍こうむっておるというのが、大体の識者の世論になっておるのであります。そういたしますと、物価の上昇率と賃金の上昇率が合わないということになる。言いかえれば、実質的に賃金が幾らか上がっても、実質賃金は下がったということになる。
それから貸付対象といたしましても、最も接着いたしました例えば学校関係とか病院関係とか、そういう方面の項目を私のほうの運用の対象に選定して頂きまして、貸付対象も一般階級に最も接着した項目の事業にお貸しするように、二十八年度も大蔵省、自治庁にもお願いいたしまして、御相談の上そういうふうに運用いたしておるわけでございます。
それから中どころの生活をしておるもの——これは普通の一般階級と申しますか、中産階級と申しますか、これが引揚げ前には三百三十九戸ございました。それが昭和二十五年には三十一戸に減り、昭和二十八年五月現在では二十五戸に減りました。それから一般の並の階級——これは収支のバランスが合つて普通の生活ができるもの、こういつたものが小笠原引揚げ前には三百九十一戸あつた。
外国に対してドルを支払うよりも、これらの手を打ち、仮に米価をつり上げても、日本人の体質に適し、日本人の消費者一般階級が喜ぶ米を、それんぞれの手を経て配給したほうがいいし、又農村がうるおえば、それだけ内地の財政を満たすことになり、そこに安定策が生じて来ることは論を待たないのであります。
今日その点で非常に中以下の者が泣いておるのでありまして、一般階級の人は非常に困つておるのに、高額所得者は、三万台の自動車に乗つて歩くような人は、税金で楽するという点で国民に不満が多いので、こういう点について政府当局は、今度の新しい年度における税法において、高額所得者に対してどういうような税法を設けるかどうか。この一点を御質問いたしまして、私の質問を終ります。
将来できますればミリオネア向きのもの、あるいは一般階級向きのものをつくりたいと思いますけれども、遺憾ながら現在においては、日本の財力はそこまで許しておりません。 次に安い自動車で行けるホテルをつくるというような計画もどうかと言われますが、民間には若干いわゆるモデルをつくろうというような計画も聞き及んでおる次第であります。 なおロード・マツプをつくるということも、お説ごもつともでございます。
私の希望するところによりますれば、少くとも会社といわず、個人といわず、年末金融に関しましては、十一月末日ないし十二月初旬にやらなければ、一般階級に金が妥当にまわらないと考えるのでありますが、政府はいかに考えておられますか、ひとつ承りたい。